オンラインカジノの歴史

オンラインカジノのこれまでの歴史と動きについて

オンラインカジノという言葉も聞いたことがない場合、何か新しいもののように思いがちですが、実はインターネットの普及と足並みをそろえるように同時進行で進んできています。

もちろんそのバックボーンには従来のランドカジノがあり、そのノウハウとネット環境が融合して登場したのがオンラインカジノなのです。

そのオンラインカジノの登場から現在までで、業界がどのように変化・発展してきたのかを見て行きましょう。

オンラインカジノが初めて市場に登場したのはヨーロッパで、2021年の今から見て27年前も前になります。

確かにこのあたりの年代からパソコンとインターネットというものが普及し定着し始めようという時期と一致していますね。

時を同じくして1994年には「アンティグア・バーブーダ」という島国で、世界初のオンラインカジノライセンスも発行されていて、それ以降各国でライセンスが発行されるようになりました。

このライセンス発行機関の普及と規制の改善が、プレイヤーの保護やマネーロンダリングの防止の強化に繋がり、現在のプレイヤーが心身してプレイできる安全な環境が整うという所に繋がっているのです。

現在20年以上の歴史を持つオンラインカジノ業界は、ゲームの種類も増えしかも多様化してきています。

ライブカジノ、スロット・ジャックポット、スポーツブックに加え、ビンゴ、Eスポーツなどもついかされてきているのです。

世界の中でもオンラインカジノが特に盛んなのはヨーロッパで、さすが発祥といわれるだけあり数多くの運営会社・ゲームメーカー・決済会社が上場しています。

日本でも競馬や競艇、宝くじなどのCMがTVで流れていますが、それと同じようにオンラインカジノの関連企業のテレビCMやスポーツチームのスポンサーとして認知されるほどの巨大産業となっているのです。

またこれらのオンラインカジノ関連企業は、今でも大手ゲーム配信会社として現役で活躍しプレイヤーに夢を届けてくれています。

オンラインカジノに関する法律は、実はヨーロッパの各国でも日本と同様にはっきりと合法化されているところは少なく明確ではないケースが多く見られていました。

しかし近年では法整備も進んでいて、一般企業と同じように納税義務も発生するなど社会的にも認められるように変化してきています。

ヨーロッパ以外ではアメリカでも各州ごとに法整備が進んできて、オンラインカジノ（カジノ）が合法化されている州や一部合法化となっている州などが混在している状況となっています。

世界のオンラインカジノの法律は3つに分かれます。

日本は3番目に当たりますが、現在では限りなく白に近いグレーという位置づけといったもいいでしょう。

オンラインカジノサイトに登録する際には、プレイすることが違法と判断される国はリストにすら出てきません。

オンラインカジノ関連企業は、各サイト何も考えずに動いているわけではなく、きちんとその国の法事情を調査した上で参入を決めているのです。

つまり日本市場に来るという事は、法的には確かにあやふやな部分はあっても違法ではなくプレイできる状況にある、その道のプロがそう判断しているという事になりますね。

2011年に約28百万ドルあったオンラインゲーミングの市場は、2020年には60百万ドルを超えているといわれ、この10年で倍以上に拡大してきています。

ことオンラインカジノで言うと、まだまだオンラインゲーミングの市場のごく一部ではあるものの確実に認知されてきていて、市場も大きく拡大してきていることが伺えます。

今後の日本国内の市場も2018年あたりから急上昇し始めていると聞いています。

この勢いのままあと数年間はうなぎのぼりにプレイヤー人口も増えていくと予想ができそうです。